或曰、雍也、仁而不佞。子曰、焉用佞。禦人以口給、屢憎於人。不知其仁也。焉用佞也。
或るひと曰く、雍や、仁にして佞ならず。子曰く、焉んぞ佞を用ひん。人に禦るに口給を以てすれば、屢人に憎まる。その仁を知らず。焉んぞ佞を用ひん。
或る人曰く、
「冉雍は、仁だが口下手である」
先生曰く、
「どうして弁才を必要としよう。人と対する際、口先によって翻弄すると、しばしば人から憎まれる。冉雍が仁かどうかは分からない。どうして弁才を必要とするのだ」
或曰、雍也、仁而不佞。子曰、焉用佞。禦人以口給、屢憎於人。不知其仁也。焉用佞也。
或るひと曰く、雍や、仁にして佞ならず。子曰く、焉んぞ佞を用ひん。人に禦るに口給を以てすれば、屢人に憎まる。その仁を知らず。焉んぞ佞を用ひん。
或る人曰く、
「冉雍は、仁だが口下手である」
先生曰く、
「どうして弁才を必要としよう。人と対する際、口先によって翻弄すると、しばしば人から憎まれる。冉雍が仁かどうかは分からない。どうして弁才を必要とするのだ」