論語 : 子罕 第九・十六

子曰、出則事公卿、入則事父兄。喪事不敢不勉。不為酒困。何有於我哉。

子曰く、出でては則ち公卿に事へ、入りては則ち父兄に事ふ。喪の事は敢て勉めずんばあらず。酒の困れを為さず。我に於て何かあらんや。

先生曰く、
「外に出ると公や卿に仕え、家に入ると父や兄に仕える。葬儀にはできる限り力を尽くし、酒で乱れることがない。私にとって何でもない」